元仕手筋が教える仕手株の特徴。株初心者であればまずお勧めはしない仕手株ですが、余計なリスクを背負い込まないためにも仕手株についての基本的な情報は押さえておきましょう。

キリンビールやニチガスが仕手株に選ばれない理由

仕手株というのは業績の不振な株価も低迷している銘柄が選ばれることが多いのですが、それではなぜキリンビールやニチガスが選ばれることがないのだろうかと疑問に思ったこともある人はいるのではないでしょうか。
まず、その大きな理由として株価の吊り上げが難しいという点があげられ特に時価総額1兆円を超えるキリンビールの株価を吊り上げようとなれば、半端な資金力では不可能なものとなってしまいます。
そのため、株を買い上げて株価を吊り上げようとしても次から次へと売りが湧いてくることになり、結局仕手筋が大量の株を抱えることになってしまい大きな損失を被ってしまう可能性が高いため、キリンビールのような大規模な銘柄は選ばれにくいものとなっています。

次にニチガスの場合ですが、こちらはキリンビールの十分の一程度の時価総額ではありますが、それでも株価を吊り上げようとすればかなりの資金力が必要となってしまいます。
そして、もう一つニチガスが選ばれにくい銘柄としては、このようなインフラ銘柄というのは株価が大きく上昇することもなければ、下値余地も限られたディフェンシブ銘柄となっているので、株価が急激に吊りがったからといって飛びつく参加者は少なく、逆に上がった場合には売ろうと考える株主が多い銘柄であるため、仕手株には不向きなものとなっています。
更に株を買い集めようとすれば、徐々に下値が切り上がってしまい安く株を買い集めるというのも難しい銘柄となっています。

このように規模の大きかったり、事業内容に安定性がある銘柄などは仕手株として選ばれにくいものとなっているため、仕手戦に巻き込まれるような思いをしたくないという人は、このような銘柄に投資をすると安心です。